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高校2年生の今は、まず学校の推薦ルールを聞き、授業や提出物で改善できることを一つ決めましょう。欠席に事情がある人は、日数だけで自分の可能性を決めつけず、担任や進路の先生に相談することから始めてください。
主な対象:2028年3月卒業予定の高校2年生。資料確認日:2026年10月30日。応募時に使う書類・学校内の手順は、対象年度の案内を学校で確認してください。
評定平均はどこで見られる?校内推薦と採用選考を分けよう
「評定が足りないと応募できない」と聞いても、それが学校内の推薦の話なのか、希望する企業の応募条件の話なのかで、確認先が変わります。友達や先輩の例が、そのまま自分に当てはまるとは限りません。
| 場面 | 確認すること |
|---|---|
| 学校内の推薦・調整 | 同じ企業を希望する人が複数いるときの決め方、成績や出欠の扱い、希望を出す期限。学校ごとのルールを確認する。 |
| 企業の採用選考 | 対象卒年の求人票にある応募条件と選考方法。書類、面接、適性検査など何を行うかを先生と確認する。 |
「評定平均がいくつなら必ず受かる」という全国共通の合格ラインとしては説明できません。求人票の条件が分からない場合は、自己判断で諦める前に学校を通じて確認しましょう。
調査書には成績も出席状況もある。でも、数字だけではない
高校新卒の応募では、学校が作成する調査書も使います。文部科学省の記入上の注意事項では、学習の記録は高校在学中の全学年について記入し、評定は5段階とされています。最終学年の成績が未決定の場合の記入方法も定められています。
出席状況のほか、本人のアピールポイントや特別活動の記録を記入する欄もあります。「平均の数字だけが自分の評価」と考えず、授業・実習・委員会などで取り組んだことも整理しておきましょう。
出典:文部科学省「全国高等学校統一用紙・記入上の注意事項(改定後)」。2026年3月卒業者から適用された改定に関する資料を確認しています。評定平均の計算に含める科目や期間など、学校内で使う数値の扱いは先生に確認してください。
欠席が多いと就職できない?一人で決めつけなくて大丈夫
欠席日数だけを見て「もう就職できない」と判断する必要はありません。体調、家庭の事情、学校生活の困りごとなど、背景は人によって違います。合否や応募の可能性を、ネット上の「何日までなら大丈夫」という数字だけで判断しないでください。
公的な調査書の記入要領には、出席状況に加えて、長期欠席中の学校以外での学習状況などを記載する特記事項もあります。事情や続けている学習を、学校がどう把握しているか確認してみましょう。
体調や学校生活に不安があるときは、担任・養護教諭・スクールカウンセラーなど相談しやすい人へ。就職準備も、続けられる方法を一緒に考えましょう。面接で伝える範囲や必要な配慮は先生と整理し、言いたくない個人情報を一人で抱え込んで説明しようとしなくて大丈夫です。
厚生労働省は、本人の適性と能力に基づく公正な採用選考を基本としています。これは「欠席があっても必ず採用される」という意味ではありません。自分の状況と希望する仕事に合う準備を、学校と相談して進めることが大切です。
参考:厚生労働省「公正な採用選考の基本」、上記の文部科学省「記入上の注意事項」。
高校2年生の今からできる、成績のための小さな準備
ここからは編集部による行動例です。一度に全部を変えるより、困っている科目を一つ選び、教科の先生に「何から直せばよいですか」と聞いてみましょう。取り組みが評定にどう反映されるかは、科目の評価方法によります。

1.提出物の「終わっていない理由」を分ける
忘れていたのか、問題が分からなかったのか、時間が足りなかったのかで、次の一手は違います。分からないなら質問する箇所に印をつける。期限を管理しにくいなら、手帳やスマホにまとめる。遅れた課題を出せるかは先生に確認しましょう。
2.テストは点数だけでなく、間違えた場所を見る
たとえば「計算の途中で符号を間違えた」「問題文の条件を読み落とした」のように、一つだけ原因を書きます。その問題を解き直し、解けなければ先生に持っていく。点数を気にする時間を、具体的な質問に置き換える方法です。
3.できるようになったことを一行残す
「実習で道具を戻す順番を工夫した」「班の作業が遅れたとき、役割を確認した」など、小さな経験で構いません。成績の話とは別に、自分の工夫や学ぶ姿勢を説明する材料になります。架空の実績を作らず、自分が実際にしたことを残しましょう。
| やること | できた目印 |
|---|---|
| 学校の推薦ルールを聞く | 確認する先生と相談日が決まった |
| 一つの科目の困りごとを整理する | 質問したい問題・課題に印をつけた |
| 出欠や体調の心配を相談する | 必要な支援と次の相談先を確認した |
| 学校生活で工夫したことを残す | 実際の出来事を一行書いた |
先生には、こんな聞き方で相談してみよう
「卒業後は就職を考えています。うちの学校では推薦先をどう決めますか。今の成績で心配なところと、2年生のうちに取り組めることを教えてください」
「欠席が続いた時期があり、就職への影響が心配です。続けている学習や今の状況を整理したいです。応募書類や面接では、何をどう伝えるか一緒に考えてもらえますか」
成績を見直すことと並行して、どんな仕事に興味があるかも少しずつ調べましょう。詳しい流れは高校2年生からの高卒就職スケジュール、企業研究の始め方は高卒の求人・就職先の探し方ガイドで整理しています。
評定平均・出欠についてのよくある質問
評定平均は高ければ、希望する企業に必ず入れますか?
必ず入れるとはいえません。学校内の推薦ルールと、企業の応募条件・選考内容をそれぞれ確認しましょう。仕事内容を理解し、自分が取り組んだ経験を説明する準備も必要です。
1年生の成績や欠席も見られますか?
公表されている調査書には、学年ごとの学習の記録や出席状況があります。具体的にいつまでの記録が使われるか、出席停止などがどう扱われるかは学校に確認してください。
今の成績に自信がなくても、企業研究をしてよいですか?
もちろんです。成績への不安だけで仕事の選択肢を狭めず、まず仕事内容や研修について知りましょう。実際の応募可否は対象卒年の求人票と学校の案内で確認します。
カケハシplusの企業紹介で仕事内容や職場の様子を見て、気になる会社を一つメモしてみてください。掲載されていることと、あなたの卒業年度に募集中であることは別です。応募条件や募集状況は学校を通じて確認しましょう。
地域の企業・仕事内容を探す →本記事の相談例・学習方法・チェック表は編集部の提案です。学校・企業による運用の違いがあるため、個別の合否を予測するものではありません。生成イラストは実在の学校・生徒の取材写真ではありません。