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高校卒業後に就職したい。でも、いつ何をすればいいのか分からない。そんな人に向けて、2年生の秋から卒業までの準備を整理しました。進学と迷っている人も、まずは比べる材料を集めるところからで大丈夫です。
主な対象:2028年3月卒業予定の高校2年生。確認日:2026年10月27日。以下の準備モデルと、国が公表する応募・選考日程は別のものです。
高校2年生から卒業まで、何をする?
まず全体の流れを見て、自分の学校の行事や進路面談と重ねてみましょう。下の表は編集部による準備の目安です。学校内の希望調査、応募先の相談、書類提出には、それぞれ学校の期限があります。
| 時期 | 取り組むこと | 残しておくもの |
|---|---|---|
| 2年生の秋〜冬 | 興味のある仕事を調べ、先生に学校の進路予定を聞く | 気になる仕事と、まだ分からないことのメモ |
| 2年生の1〜3月 | 会社を2〜3社見比べ、仕事・通勤・学べることを整理する | 企業研究メモ。授業や活動で工夫した経験 |
| 3年生の春 | 進路ガイダンスや面談で、希望と準備の進め方を相談する | 学校の提出期限と、自分が確認すること |
| 3年生の夏ごろ | 対象卒年の求人票を学校で確認し、必要に応じて応募前職場見学を相談する | 求人票と見学で分かったこと、質問への回答 |
| 3年生の秋以降 | 正式な日程と学校の手順に沿って応募・選考へ進む | 応募書類の確認事項、面接で伝える経験 |
| 内定後〜卒業 | 学校生活を続けながら、会社からの案内や提出期限を確認する | 学校・会社への確認事項と入社準備の一覧 |
今の段階で、全部を終わらせる必要はありません。たとえば「工場の仕事に興味があるけれど、組立と検査の違いが分からない」も、調べ始めるきっかけになります。
求人公開・応募・選考の日程は、卒業年度ごとに確認
2028年3月卒業予定者の確定日程として、次の表を使わないでください。2026年10月27日時点で本記事が確認した厚生労働省の公表日程は、2026年度(2027年3月卒業予定者)のものです。自分の卒業年度の日程は、公表後に学校で確認しましょう。
| 日付 | 何が始まる? |
|---|---|
| 6月1日 | ハローワークが企業の求人申込みを受け付ける。高校生が応募を始める日ではありません。 |
| 7月1日 | 企業から学校への求人申込み、企業による学校訪問が始まる。 |
| 9月5日 | 学校から企業へ生徒の応募書類を提出できるようになる。沖縄県は8月30日。 |
| 9月16日 | 企業による選考と採用内定が始まる。 |
出典:厚生労働省「中学校・高等学校卒業予定者の就職・採用活動時期について」。全国共通の手続きの日付と、学校内の相談・提出期限を混同しないようにしましょう。
「応募書類の提出が9月なら、夏まで何もしなくていい」という意味ではありません。仕事を知り、求人の内容を比べ、先生と相談する時間は、その前から取っておくと準備を進めやすくなります。
2年生の今からできる3つの準備
1.会社名より先に「何をする仕事か」を見る
知っている会社だけに絞らず、企業紹介で実際の作業や一日の流れを読んでみましょう。「製造業」という同じ分類でも、作るものや担当する工程によって仕事は違います。
気になる企業を見つけたら、仕事内容・働く場所・入社後に学ぶことをそれぞれ一つずつメモします。分からない項目は空欄にせず、「あとで確認」と書けば、先生に相談する材料になります。
2.学校生活で取り組んだことを短く残す
立派な実績を探す必要はありません。授業、実習、委員会、部活動などで、自分が何を考えて動いたかを残しましょう。あとから自己PRや面接の準備をするときの材料になります。
「実習で手順を間違えやすかったので、始める前に確認する項目をノートにまとめた。次の実習では、そのメモを見ながら進めた。」
これは書き方の例です。自分が実際にしたことを、うまくいかなかった点も含めて記録してください。
3.先生に「学校でいつ何をするか」を聞く
国の応募日程だけを調べても、校内の進路希望調査や面談の締切は分かりません。担任や進路指導の先生に、2年生のうちに参加できる説明会、資料の見方、今後の面談予定を確認しましょう。

企業紹介と求人票は、役割を分けて使おう
カケハシプラスの企業紹介は、地域の仕事や職場の雰囲気を知るために使えます。ただし、掲載されていることだけで、あなたの卒業年度に募集があるとは判断できません。
- 今:企業紹介で仕事内容を知り、興味や質問を整理する。
- 応募先を考えるとき:自分の卒業年度の求人票で、募集の有無、仕事内容、就業場所、勤務時間などを学校と確認する。
- 見学を考えるとき:実施の有無や申込み方法を学校に相談する。
応募前職場見学は、仕事や職場を理解するための機会で、事前の採用選考の場ではありません。2年生向けの職業体験や学校行事と、3年生の応募前職場見学も区別して、参加できる内容を確認しましょう。
参考:愛知労働局「2027年3月新規中学校・高等学校等卒業者対象求人」。見学の取扱いは、対象卒年の案内と学校で確認してください。
求人探し全体の流れは「高卒の求人・就職先の探し方ガイド」でも紹介しています。
今日、先生に相談するためのチェック表
全部に答えられなくても相談して大丈夫です。「分からないから、一緒に整理したい」と伝えてみましょう。
| 確認すること | メモ・質問の例 |
|---|---|
| 今の希望 | 就職を考えている/進学とも迷っている |
| 興味のある仕事 | ものづくりに興味がある。具体的な職種を知りたい |
| 知りたい学校の予定 | 進路面談や希望調査はいつ?2年生向けの説明会はある? |
| 今できる企業研究 | 学校で見られる資料はある?企業紹介のどこを読めばいい? |
「卒業後は就職も考えています。まだ会社は決まっていません。2年生のうちにやることと、学校の今後の予定を教えてもらえますか。」
まず今週は、気になる会社を一つ読み、質問を一つメモするところから。来週、別の会社を読んで比べれば、少しずつ判断材料が増えます。
高校2年生の就職準備でよくある質問
まだ就職か進学か決まっていなくても、準備していい?
はい。仕事を知ることは、進学先や学ぶ内容を考える材料にもなります。急いで一方に決めず、希望する仕事に必要な学びや費用を先生と整理しましょう。「高卒と大卒の生涯年収・学費の比較」も、数字だけで決めないための確認に使えます。
2年生のうちに応募先を決めないと遅い?
この時期に最終決定することを本記事では勧めていません。興味のある仕事や企業を知り、3年生で自分の卒業年度の求人内容と照らし合わせて考えましょう。校内の希望調査などには学校の期限があります。
今ある求人票と同じ条件で、来年も募集される?
同じとは限りません。過去の求人票は仕事を知る参考にはなりますが、募集人数や勤務条件は変わる場合があります。応募するときは、対象卒年の最新の求人情報を学校を通して確認してください。
カケハシプラスで会社の仕事や職場の様子を読み、気になったことを先生への相談メモにしてみましょう。
地域の企業・仕事内容を探す →準備モデル、チェック表、相談例は編集部の提案です。イラストは説明用に生成しており、実在する学校や企業の取材写真ではありません。