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「研修あり」を見つけたら、期間・教える人・練習方法・相談先・自分も対象かの5つを確認しましょう。大切なのは研修の長さだけでなく、分からないときに教わりながら仕事を覚えられるかどうかです。
初めての就職では、「仕事についていけるかな」と心配になりますよね。この記事は、高校卒業後の就職先を考えている高校生向けに、求人票や企業紹介を読んだあとで確認したいことをまとめたものです。質問例は、先生との相談や職場見学で使いやすい形にしています。
まずは「研修の有無」と「内容」を分けて読む
求人票などにある「青少年雇用情報」では、研修の有無と内容、自己啓発支援、メンター制度などの情報を確認できます。厚生労働省は、学校やハローワークが扱う求人について、それらを通じて職場情報の提供を求められると案内しています。厚生労働省「職場情報の提供制度」
ただし、「新人研修あり」という一言だけでは、どこで、誰から、何を教わるかまでは分かりません。空欄や短い説明がある場合も、すぐに良い・悪いと決めず、分からない点を質問に変えるところから始めましょう。
先生と相談して選ぶ、5つの質問
全部を一度に聞く必要はありません。求人票や企業ページに書かれていることを先に読み、自分が特に気になる2つほどを選んでみてください。
1.入社して最初は、何を学びますか?
「研修は何日ありますか?」に加えて、最初に学ぶことを聞きます。例えば、安全上の注意、仕事の流れ、道具やシステムの使い方など。座学のあとに現場で教わるのかも確認すると、入社後の生活を想像しやすくなります。
質問例:「入社後の最初の1か月は、どのような流れで仕事を覚えていきますか?」
2.誰に教わり、その人がいないときは誰に聞けますか?
担当の先輩がいるかだけでなく、休みや別の作業で不在のときの相談先も聞いてみましょう。「近くの人に聞いていい」と言われたら、配属先では具体的に誰が教えてくれるのかを確かめると安心です。
質問例:「仕事を教えてくださる方は決まっていますか?その方が不在の日は、どなたに質問できますか?」
3.自分で練習し、確認してもらう時間はありますか?
説明を聞いた直後に一人で任されるのか、先輩と一緒に試してから進むのかでは、学び方が違います。実際の仕事をしながら教わる「OJT」という言葉が出てきたら、どのように練習し、できたかを確かめるのかを聞きましょう。
質問例:「初めての作業は、先輩に見てもらいながら練習できますか?一人で担当するまでの流れも知りたいです」

4.仕事以外の不安も相談できますか?
作業の質問と、人間関係や生活リズムの相談は、話しやすい相手が違うこともあります。メンター制度などの名前だけで判断せず、相談する機会や窓口を聞いてみましょう。
質問例:「新入社員が困っていることを話す面談はありますか?配属先の先輩以外に相談できる方はいますか?」
5.高校卒業後に入る自分の職種も対象ですか?
会社全体の紹介にある研修が、希望する職種や配属先でも受けられるかを確認します。研修場所が普段の勤務地と違う場合は、通い方や期間も質問に加えましょう。資格取得の支援が気になるなら、対象の資格と費用の扱いも確認したい点です。
質問例:「この研修は、高校卒業後にこの職種へ入社する人も対象ですか?受ける場所はどこですか?」
比較するときは「分かっていること」と「未確認」を分ける
説明文の長さや研修日数だけで順位をつける必要はありません。気になる会社ごとに、次のようにメモしてみてください。
| 確認すること | メモの例 |
|---|---|
| 資料に書いてあること | 「新入社員研修あり」と記載 |
| まだ分からないこと | 現場で教わる期間と担当者 |
| 先生に相談する質問 | 一人で作業するまで、どのように教わるか |
| 確認した相手・日付 | 回答を聞いたら記入する |
表は記入例です。特定企業の研修内容を示すものではありません。
例えば「丁寧に教えます」という答えなら、「初めての作業では、どのように教えていただけますか?」と具体的な場面を一つ聞くと、理解が進みます。分からないことが残ったら、そのまま先生に共有して大丈夫です。
今日やることは、気になる1社と質問を一つメモする
カケハシプラスの企業紹介から気になる会社を一つ選び、ページのURLと「知りたいこと」をメモしましょう。そのうえで、学校の先生と求人票を見ながら確認するのがおすすめです。
企業紹介に載っていることと、自分の卒業年度の募集内容は分けて確認してください。応募を考える際は、学校で求人票や応募方法を確かめましょう。
探し始めたばかりなら、高卒・高校生の就職先の探し方ガイドも参考になります。見学を予定している人は、職場見学の前に準備することもあわせて読んでみてください。
どんな仕事があるか、まずは1社見てみよう。
仕事内容を読んで、研修について聞きたいことを見つけましょう。
出典:厚生労働省「職場情報の提供制度」(2026年10月6日確認)。制度の説明は全国向けの情報です。質問例・記入例は編集部による例示で、実際の企業への取材や研修実績を示すものではありません。