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【高卒採用】高校生の職場見学で後悔しないために。保護者ができるサポートとは?

高校生の職場見学で保護者ができる大切なサポートは、就職先を代わりに決めることではなく、本人が納得して判断できるように情報を整理することです。

見学前に一緒に準備し、見学後には仕事内容や社員の様子について詳しく聞くことで、高校生だけでは気づきにくい会社の特徴や、確認しておきたい点に気づきやすくなります。

目次

なぜ高校生の職場見学は重要なのでしょうか?

職場見学は、求人票だけでは分からない仕事内容や職場の雰囲気を、自分の目で確認する機会です。

厚生労働省は「応募前職場見学」について、仕事や職場への理解を深め、自分に合った仕事や職場を選び、就職後の早期離職を防ぐことにつなげています。

実際に、厚生労働省が2025年10月に公表した調査では、令和4年3月に高校を卒業して就職した人のうち、「就職後3年以内に離職した割合は37.9%」でした。

離職の理由は一人ひとり異なるため、職場見学だけですべてを防げるわけではありません。しかし、入社前に仕事内容や職場環境を具体的に確認することは、「思っていた仕事と違った」という入社後のギャップを減らすためにも重要です。

出典:厚生労働省「新規学卒就職者の離職状況(令和4年3月卒業者)」

職場見学前に保護者は何を確認すればよいですか?

職場見学前には、「会社について」「質問」「通勤方法」の3点を親子で確認しましょう。

会社について一緒に調べる

求人票や会社のホームページを見ながら、次の内容を確認します。

・会社の商品やサービス
・募集されている職種
・入社後に担当する仕事内容
・勤務時間と休日
・給与や各種手当
・研修制度や資格取得支援
・勤務地や転勤の有無

保護者がすべて説明するのではなく、「どんな仕事をする会社だと思う?」「気になる部分はある?」と本人に質問することが大切です。

地域や仕事内容から企業を調べたい場合は、カケハシplusの企業情報一覧も活用できます。

質問したいことを整理する

当日は緊張して、聞きたかったことを忘れてしまう場合があります、次のような質問から、特に気になるものを2~3個選んでおきましょう。

・入社後はどのような仕事から始めますか?
・仕事は誰に教えてもらえますか?
・高卒で入社した先輩はいますか?
・1日の仕事の流れを教えてください
・仕事で大変なことは何ですか?
・資格取得の支援はありますか?

服装・持ち物・当日のマナーは、職場見学の前に準備することは?当日に心がけるべきポイントも解説でも紹介しています。

無理なく通勤できるか確認する

就職すると、基本的には毎日職場へ通うことになります。
仕事内容だけでなく、通勤のしやすさも大切です。

自宅から会社までの時間、電車やバスの本数、乗り換え、駅から会社までの距離を確認しましょう。
可能であれば、職場見学の日に実際の通勤経路を使ってみると、入社後の生活を想像しやすくなります。

なぜ保護者や先生にも相談したほうがよいのでしょうか?

保護者は社会人としての経験から、先生は進路指導の経験から、働くうえで起こりやすい問題や確認しておきたいポイントを知っています。

高校生にとって、職場見学は初めて会社の中を詳しく見る機会です。
社員が親切だった、職場がきれいだったなど、当日の印象だけで「働きやすい会社」と判断してしまうこともあります。

しかし、短時間の職場見学だけで、その会社が本当に働きやすいかを判断するのは難しいものです。しかし、短時間の職場見学だけで、その会社が本当に働きやすいかを判断するのは難しいものです。見学当日の印象だけでなく、説明内容に矛盾がないか、質問に具体的に答えてもらえたかまで確認することが大切する必要があります。

見学後は、保護者や先生に次の内容を伝えましょう。

・実際に見た仕事内容
・社員同士の話し方や雰囲気
・若手社員の表情や働き方
・残業や休日についての説明
・質問に対する企業の回答
・求人票と説明の違い
・気になったことや違和感

社会人経験のある保護者なら、「説明が具体的だったか」「求人票と説明内容に違いがないか」など、高校生だけでは気づきにくい部分を見つけられる場合があります。

進路指導の先生も、過去の採用実績や、その企業に就職した卒業生の状況を把握している場合もあります。学校に情報がある場合は、入社後の働き方や定着状況について確認できることもあります。

ただし、保護者や先生の意見だけで就職先を決めるのではありません。大人の経験を判断材料の一つとして取り入れ、最後は高校生本人が納得して選ぶことが大切です。

職場見学後に保護者は何を聞けばよいですか?

見学後は、保護者の意見を先に伝えず、まず本人の感想を聞きましょう。

「どうだった?」だけでは答えにくいため、次のように具体的に質問します。

・興味を持った仕事はあった?
・社員はどんな雰囲気だった?
・働いている自分を想像できた?
・説明で分かりにくい部分はあった?
・不安や違和感を覚えたことはあった?
・もう一度確認したいことはある?

感想は「よかったこと」「気になったこと」「分からなかったこと」の3つに分けると整理しやすくなります。

不明点が残った場合は、保護者が企業へ直接連絡するのではなく、高校生本人から進路指導の先生へ相談しましょう。

保護者が避けたいサポートとは何ですか?

本人の希望を聞かずに就職先を決めようとしたり、本人に代わって企業へ直接連絡したりすることは避けましょう

特に注意したいのは、次のような行動です。

・会社の知名度だけで応募先を決める
・給与の高さだけを見て会社を勧める
・兄弟や友人と比べる
・見学直後に応募を急がせる
・本人の代わりに企業へ連絡する
・本人が感じた不安や違和感を否定する

保護者がよいと思う会社と、本人が働きやすい会社が同じとは限りません。「どの会社が一番よいか」ではなく、「本人が納得して働き続けられそうか」という視点で話し合いましょう。

よくある質問

Q1.保護者も職場見学に同行できますか?

学校や企業によって対応が異なります。保護者が独自に判断して同行せず、事前に進路指導の先生へ確認しましょう。

Q2.職場見学で質問できなかった場合はどうすればよいですか?

聞けなかった内容を整理し、高校生本人から進路指導の先生へ相談しましょう。学校を通して企業へ確認してもらえる場合があります。

Q3.見学当日の印象がよければ、すぐ応募してもよいですか?

印象だけで決めず、仕事内容、勤務時間、休日、給与、研修制度、通勤方法などを改めて確認しましょう。本人・保護者・先生で情報を整理してから判断することが大切です。

高校生が後悔しない就職先選びには何が大切ですか?

高校生が後悔しないためには、本人が自分の目で会社を見たうえで、保護者や先生の経験も参考にしながら応募先を選ぶことが大切です。

保護者は答えを決めるのではなく、会社について一緒に調べ、見学後の話を丁寧に聞きましょう。高校生本人と大人、それぞれの視点を組み合わせることで、会社のよい部分だけでなく、入社前に確認すべき点も見つけやすくなります。

企業情報の見方や就職先選びで分からないことがある場合は、カケハシplusのお問い合わせフォームからご相談ください。