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製造職は本当にきつい?実は知らない人が多い 【5つの誤解】を解説

「製造職って毎日同じ作業を繰り返すのでしょうか?」
「AIに仕事を奪われるって聞いたけど大丈夫?」
「女性や文系でも働けるの?」

製造職に興味はあるものの、このようなイメージから応募をためらっている人は少なくありません。

実際に「製造業」と一言でいっても、自動車、食品、医療機器、半導体、化学、電子部品など業界はさまざま。そのため、仕事内容や働き方も企業によって大きく異なります。

前回の記事で「工場で働くだけじゃない。製造業が日本を支える理由とは?」についてご紹介しました。そこで、自動車や半導体、食品、医療機器など、日本のものづくりが私たちの暮らしを支える重要な産業であることをお伝えしました。

一方で、「工場は毎日同じ作業の繰り返し」「機械を扱うから危険」「体力勝負の仕事」といったイメージを持っている人も少なくありません。

そこで今回は製造職に対して多くの人が抱いている5つの思い込みを取り上げ、実際の仕事内容や働き方とあわせてわかりやすく解説します。


目次

誤解① 「毎日同じことを繰り返しているの?」「機械が危なくてケガをしそう!」

確かに製造職では、同じ工程を担当する仕事もあります。しかし、だからといって「何も考えなくていい仕事」というわけではありません。製品ごとに作業内容が変わることもあれば、不良品を見つけたり、生産効率を改善したりする場面もあります。最近では、一人が複数工程を担当するセル生産方式を採用している企業も増えており、「毎日まったく同じことだけを繰り返す」という職場ばかりではありません。

また、「工場」と聞くと、大きな機械が動いていて危険そうというイメージを持つ人もいますが、現在では安全カバーや非常停止装置、各種センサーなどの安全設備が法律や社内ルールに基づいて整備されており、多くの企業では入社後に安全教育を受けてから現場へ配属されます。もちろん、安全ルールを守ることは大前提ですが、「昔の町工場」のようなイメージだけで製造業を判断するのは少しもったいないかもしれません。コツコツと作業を積み重ねることが得意な人にとっては、やりがいを感じやすい仕事といえるでしょう。

参考:
厚生労働省「労働災害防止対策」
経済産業省「ものづくり白書」

製造職=単純・危険というイメージは、現在では必ずしも当てはまりません。仕事内容や働き方、安全対策は年々進化しています。

誤解②:AIが発達すると製造職はなくなる?

「ロボットが働くなら、人はいらなくなるのでは?」
そう思う人もいるかもしれません。

しかし実際には、日本の製造業では今も深刻な人手不足が続いています。
AIやロボットが得意なのは、決められた作業を繰り返すこと。

◼︎品質の最終確認
◼︎設備のトラブル対応
◼︎生産改善
◼︎安全管理
◼︎現場での判断

といった仕事は、現在でも人の経験や判断力が欠かせません。

また、日本の製造業では少子高齢化の影響もあり、人手不足が深刻な課題となっています。そのため、多くの企業では「人の代わりにAIを導入する」のではなく、「人がより働きやすくなるようAIやロボットを活用する」という考え方が主流になっています。

つまり、AIは人の仕事をすべて奪う存在ではなく、危険な作業や単純作業をサポートし、人がより高度な仕事に集中できるようにする「頼れるパートナー」として活躍しているのです。

AIが進化しても、人にしかできない「判断」や「改善」の仕事はなくなりません。これからの製造業では、AIと協力しながら働く力がますます重要になっていくでしょう。


誤解③ 製造業は給料が高くない?

「工場で働いても、あまり稼げない。」

そんなイメージを持っている人もいるかもしれません。
しかし実際には、製造業の給与は業界や企業によって大きく異なります。

例えば、

◼︎自動車メーカー
◼︎半導体メーカー
◼︎化学メーカー
◼︎精密機器メーカー

などの大手企業では、初任給基本給が比較的高く設定されているだけでなく、賞与福利厚生も充実しているケースが多くあります、またさらに、社員食堂社員寮住宅補助会社と寮を結ぶ送迎バスなど、働く人の生活を支える制度を整えている企業も多くあります。そのため、生活コストを抑えながら安定して働ける点も、製造業ならではの魅力の一つです。

さらに

◼︎夜勤手当
◼︎交替勤務手当
◼︎資格手当
◼︎残業手当

などが支給されるため、20代でも年収500万~600万円以上を目指せる企業も珍しくありません。

実際には、大手メーカーの製造職の給与が、中小企業の一般事務職やオフィスワークより高くなるケースも多くあります。

もちろん、すべての製造業が高収入というわけではありません。しかし、「製造職だから給料が安い」と決めつけるのは早計です。

就職活動では、職種だけを見るのではなく、会社の規模や業界、手当、賞与、福利厚生などを含めた待遇全体を比較することが大切です。

参考
doda 業種別平均年収ランキング(メーカー)
doda「製造業とは?仕事内容・年収を解説」
厚生労働省 職業情報提供サイト

誤解④文系は製造職に向いていない?

答えは「そんなことはありません」。

もちろん研究開発設計職では専門知識が求められる場合があります。
しかし、

◼︎製造オペレーター
◼︎品質管理
◼︎生産管理
◼︎工程管理

などは未経験歓迎の求人も多く、文系出身者も数多く活躍しています。

入社後に研修を行って、基礎から教える企業がたくさんあります。

「理系だから有利」「文系だから不利」と決めつける必要はないでしょう。


誤解⑤工場は男性だけの職場?

現在では、製造業で活躍する女性は年々増えており、女性比率が高い職場も少なくありません。

例えば、

◼︎食品メーカー
◼︎化粧品メーカー
◼︎医療機器メーカー
◼︎医薬品メーカー
◼︎電子部品メーカー

などでは、多くの女性が製造現場で活躍しています。

その理由の一つは、製造現場の働き方が大きく変化していることです。機械化や自動化が進んだことで、重量物を持つ作業は以前より減少し、空調設備が整ったクリーンな工場も増えています。

現在の製造業では、力仕事だけでなく、品質検査や精密な組み立てなど、細やかな作業が求められる工程も数多くあります。そのため、女性ならではの丁寧さや高い集中力を活かして活躍している人も少なくありません。

さらに、

◼︎育児休暇
◼︎時短勤務制度
◼︎子育て支援制度
◼︎女性専用の休憩室・更衣室

などを整備する企業も増え、ライフイベントと仕事を両立しやすい環境づくりが進んでいます。

もちろん、すべての製造現場が同じではありませんが、「製造職は男性だけの仕事」というイメージは、今では過去のものになりつつあります、女性もちゃんと活躍しています!


まとめ

「製造職はきつい」というイメージだけで、選択肢を狭めてしまうのはもったいないかもしれません。

実際には、働きやすい環境づくりに力を入れている企業や、未経験から安心して成長できる企業も数多くあります。

まずは実際にどんな企業があるのか、比べてみることから始めてみませんか?

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