就職活動が近づくと、多くの高校生が一番ドキドキするのが「面接」ですよね。
「何を聞かれるの?」「どう答えたらいいの?」と、不安なまま当日を迎えてしまう人も少なくありません。
でも、面接で聞かれることは、ある程度パターンが決まっています。
この記事では、高校生の就活面接でよく出る質問と、逆質問のコツ・当日のリラックス方法まで、サラッとわかりやすくまとめていきます。
面接って結局、何を見られているの?

まずは「どんな質問が来るか」よりも、「面接官は何を知りたいのか」を押さえておきましょう。
高校生の就活面接で、よく見られているポイントはこんなイメージです。
- あいさつ・返事・姿勢など、基本的なマナー
- 相手の目を見て、落ち着いて話そうとする姿勢
- 高校生活をまじめに過ごしてきたかどうか
- 仕事へのやる気・長く続けようとする気持ち
- 周りの人と協力しながら働けそうか
難しい専門知識よりも、普段の学校生活の延長線上にある力がチェックされています。
このあと紹介する質問も、「このポイントを知るためのものなんだ」と意識しておくと、答え方が少し楽になります。
高校生の就活で必ずと言っていいほど聞かれる3つの質問

ここでは、ほとんどの企業で聞かれやすい3つに絞って、コンパクトにポイントだけ押さえます。
自己紹介
最初によく聞かれる定番の質問です。
長く話す必要はなく、1分くらいで今の自分をまとめるイメージでOK。
盛り込みたい内容はこの3つだけで十分です。
- 名前・学校名・学科
- 部活や委員会・アルバイトなど、力を入れてきたこと
- その経験から自分はどんなタイプか(例:コツコツ続けるのが得意 など)
ノートに箇条書きで書いておき、何度か声に出して読んでみると安心です。
志望動機(なぜこの会社なのか)
「たくさんある会社の中で、どうしてここを選んだのか」を聞かれる場面です。
難しく考えず、次の3つをセットで話せればOKです。
- その会社を知ったきっかけ
- ホームページや説明を聞いて「いいな」と思った点
- 自分の性格や経験とどうつながるか(どう役に立てそうか)
「家から近いから」「なんとなく」だけで終わらないように、
1つでいいので“ここが良いと思ったポイント”を自分の言葉で言えるようにしておくと、説得力が出ます。
高校生活で頑張ったこと
部活・委員会・文化祭・アルバイト・資格の勉強…内容は何でもかまいません。
大事なのは、「結果」よりも頑張り方や工夫したことです。
短く話すときは、こんな順番がおすすめです。
- 高校生活で一番力を入れたこと
- その中で意識していたこと・工夫したこと
- そこで学んだこと(仕事でも活かしたいポイント)
「特別な実績がない…」と心配する必要はありません。
毎日続けたこと、地味でも責任を持ってやりきったことは、立派な“頑張ったこと”です。
高校生だからこそ聞かれやすい質問と向き合い方

社会人経験がない高校生の面接では、「この子はどんなことに興味があって、どう考えて行動するタイプなのか」を知るために、好きな教科を聞かれることがあります。
好きな科目(教科)について
よくある聞かれ方の例は、こんな感じです。

「好きな科目(教科)はなんですか?」
この質問で面接官が見ているのは、
- どんなことに興味・関心があるか
- 物事をどう考えて、どう取り組むタイプか
- その科目の好きさを仕事や社会人生活にどうつなげられそうか
です。
なので「数学です。面白いからです。」で終わらせずに、“理由”と“そこから学んだこと”までセットで話すのが大事です。
答えるときに入れたい要素(3ステップ)
例:「一番好きな科目は数学です。」
- きっかけ(先生・授業・経験など)
- 楽しいと感じるポイント(考えるのが好き/人と話すのが好き など)
- 粘り強さ、考える習慣、文章力、コミュ力など
- 「だから仕事でもこう活かしたい」という一言
この③まで言えると、「ただ好き」ではなく、考えながら取り組んできた人という印象になります。
ただ「好きな科目」を答えるのではなく、「あなたの興味・考え方・強みを、科目を通して教えてください」というイメージで答えるといいでしょう
好印象につながる逆質問のコツと、使いやすい質問

面接の最後に、

「何か質問はありますか?」
と聞かれることがあります。
これがいわゆる「逆質問」です。
逆質問の目的は“働くイメージを深めること”
逆質問は、単にアピールする場ではなく、自分が本当にここで働けそうかを確かめる時間でもあります。
意識したいのはこの2つ。
- 求人票やホームページだけでは分からないことを聞く
- 実際に働いている自分をイメージできる質問にする
そのまま使える逆質問の例
そのまま使いやすく、印象も良い質問を2つ紹介します。
① 1日の仕事の流れを聞く質問

「入社したあと、1日の仕事の流れはどのようなイメージになりますか?」
→ 実際の働き方をイメージしやすく、「ここで働くつもりで考えています」という姿勢も伝わります。
② サポート体制を聞く質問

「仕事に慣れるまでの期間や、先輩方のサポートについて教えていただけますか?」
→ 「続けて頑張りたい」という気持ちが伝わると同時に、入社後のイメージもつかめます。
どうしても質問が浮かばないときは、

「本日お話を伺って、不安だった点がかなり減りました。入社までに勉強しておいた方が良いことがあれば教えていただけますか?」
のように、「質問がない」ことを前向きに伝えるのも一つの方法です。
面接当日の注意点とリラックス方法

最後に、面接当日を少しでも落ち着いて過ごすためのポイントをお伝えします。
当日に意識しておきたいこと
- 10〜15分早く着くつもりで家を出る
- 待ち時間はスマホを触り続けず、姿勢を正して深呼吸
- 「全部完璧に話そう」と思わず、「あいさつだけは元気にしよう」とやることを1つに絞る
おすすめの深呼吸
- 鼻から4秒かけて息を吸う
- 口から8秒かけてゆっくり吐く
- これを3回繰り返すだけでも、少し心が落ち着いてきます。
面接中に言葉に詰まっても、
- 「少し考えさせてください。」
- 「先ほどの話ですが、〜と訂正させてください。」
と落ち着いて言い直せば大丈夫です。
面接官も、緊張している高校生を見るのには慣れています。
失敗しないことより、「最後まであきらめずに自分の言葉で話そうとする姿勢」が一番大事です。
面接は「正解探し」ではなく、自分を知ってもらう時間

面接で見られているのは、特別な才能やすごい実績ではなく、
「マナー」「やる気」「続ける力」「協調性」など、ふだんの学校生活の延長にある部分です。
質問としては、ほとんどの面接で
- 自己紹介
- 志望動機
- 高校生活で頑張ったこと
の3つは、必ずと言っていいほど聞かれます。
それに加えて、高校生ならではの質問として「遅刻・欠席の状況」や「生活リズム」について聞かれることもあります。
そのときは事実を隠すよりも、「そのときの振り返り」と「今はこう工夫している、改善しようとしている」という話をセットで伝えると、前向きな印象になります。
面接は、あなたを落とすための試験ではなく、
「あなたと会社の相性をお互いに確かめる場」でもあります。
この記事を読みながら、自分なりの答えをノートに書き出して、
先生や友だち、家族と一緒に少し練習してみてください。
カケハシプラスは、高校生のみなさんが「自分らしい一歩」を踏み出せるよう、これからも就活や仕事選びのヒントを発信していきます。